頭痛

頭痛とは

頭痛イメージ

頭痛は誰しもが一度は経験したことのある症状かと思いますが、その原因はひとつではなく多種多様です。突然の頭痛を発症した方、慢性的な頭痛に悩んでいる方は一度ご受診ください。
頭痛は大きく分けると、何か特別な病気がなく生じる頭痛(一次性頭痛)と、脳卒中や脳腫瘍など様々な病気が原因となっている頭痛(二次性頭痛)に分けられます。
頭痛のほとんどが一次性頭痛ですので、自然に治まったり鎮痛剤などで症状が和らげば問題解決です。しかし、二次性頭痛は原因となっている病気をきちんと診断し、その病気そのものの治療が必要となります。命に関わる場合もありますので放置してはいけません。
一次性頭痛と二次性頭痛の主な種類は以下の通りです。

一次性頭痛

片頭痛緊張型頭痛群発頭痛 など

二次性頭痛

くも膜下出血、脳内出血、脳腫瘍、髄膜炎、高血圧症、頚椎症、副鼻腔炎、緑内障、うつ病、心身症、薬物乱用頭痛 など

頭痛の診断について

頭痛を診断するにあたっては、一次性か二次性かの判別が重要です。先ずは医師が問診や神経学的検査(診察)を行い、必要と判断した場合はMRIによる画像検査で診断をつけることになります。
一次性頭痛の内、片頭痛と群発頭痛は画像検査で異常がみられませんが、筋緊張型頭痛の原因として頚椎の異常が多く見つかります。一次性頭痛が疑われる場合でも、一度は脳と頚椎のMRIを撮影することをお勧めします。脳疾患が原因となっている二次性頭痛では、MRI検査で異常が認められることが多く治療が必要な場合が多いので、MRIは必須の検査です。上記の脳疾患の内、下線がついたものがMRIで診断できる病気です。

頭痛の治療について

一次性頭痛で症状が軽度のものは治療が必要ない場合もあります。症状が強い場合や長引く場合には薬物治療を行います。薬物治療だけでなく、規則正しい生活習慣や運動、姿勢の矯正、睡眠不足やストレスの解消などの生活指導も大切な治療です。
二次性頭痛の場合は、痛みを和らげる治療のみでは不十分です。各々原因となっている病気そのものの治療が必要となり、中には緊急の検査や手術などが必要な場合もあります。

一次性頭痛とは

繰り返し起きる頭痛が特徴なことから、慢性頭痛症とも呼ばれるのが一次性頭痛です。頭痛そのものが治療対象となります。なお痛みの性質などから主に3つのタイプ(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛)に分類されます。

片頭痛

比較的強い頭痛発作を繰り返すことが特徴です。女性に多いこと、若年層~中年期に多いことも特徴です。発作ですので、全く痛みのない状態から比較的突然頭痛が始まり、数時間から1日以内で治まることが多く、長くても2~3日で治まります。
頭痛以外に伴うことの多い症状として、頭痛が起きる前に視野の一部が見えにくい、フラッシュのような光やギザギザ模様が目の前で瞬く、視野が欠けるといった前兆が現れることがあります。(閃輝暗点)頭痛が強いと嘔気や嘔吐を伴うことも多いです。めまいを伴う片頭痛発作もあり、中にはめまいと嘔気のみで頭痛を伴わない発作が起きることもあります。
頭痛の性質は、片目の奥やこめかみの痛みを訴えることが多いですが、両側性の場合や他の部位が痛む場合もあります。痛みが後頭部のため、筋緊張型頭痛と診断されている患者さんの中にも、実は片頭痛が原因であったという診断に終わるということもよくあります。日常生活に支障が出る程度の比較的強い痛みであることが多く、光や音で痛みが増強する傾向があるので、静かな暗い部屋で休むことが必要なことも多いようです。
発症の原因は不明ですが、血管を収縮する作用があるセロトニンと呼ばれる物質の過剰放出が原因の一つとして疑われています。
治療を行う場合は片頭痛に特に有効なトリプタン系製剤や鎮痛剤などの急性期治療と、発作が頻回に起きる場合の慢性期薬物治療があります。
食事や生活習慣が発症の誘因になるとも言われており、発作がおきづらくなるような生活習慣の改善も大切です。
画像検査では異常みられませんが、症状が似ているくも膜下出血かどうか判断するためにMRI検査が必要となる場合もあります。くも膜下出血の原因である脳動脈瘤の有無を確認するためMRA検査(脳血管検査)を撮影することをお勧めします。

緊張型頭痛とは

頭蓋骨や頚椎(首の骨)にはたくさんの筋肉がついており、重い頭部を支えています。これらの筋肉が過度に緊張や収縮することで起きるのが緊張型頭痛です。
原因としては、頚椎に異常があることが多い傾向があります。誘因として精神的・身体的ストレス、同じ姿勢(うつむきなど)を長時間続けることなどがあり、肩こりや首のこりなどと一緒に起きることが多い頭痛です。
痛みの強さはそれほどでもなく日常生活に大きな影響が出るほどではありませんが、数日間~数週間と比較的長く続くことが特徴です。
主な症状としては、首から後頭部にかけての痛み、頭が締め付けられるような痛みが続くようになります。頚椎に原因がある場合には、めまいや立ちくらみも起きることもあります。
脳のMRIでは異常を認めませんが、頚椎に異常がみられることが多いので、頚椎のレントゲンやMRIを撮影することが大切です。中高年に多く見られる変形性頚椎症などの病気が見つかることが多いですが、最近は10代や20代の若い方にもストレートネック、俗に言う「スマホ首」が多く見つかるようになっています。
治療は、生活習慣の改善、姿勢矯正、運動推奨、ストレスの解消などが優先される対処法ですが、薬物療法としては、鎮痛薬や筋弛緩剤を用います。

群発頭痛とは

片頭痛と同様に、発作性の頭痛で主に20~40代の年齢層に多く、片頭痛と違い男性に多くみられます。片頭痛よりもさらに強い頭痛発作が、主に片側の目の周囲から前頭部、側頭部にみられます。強く短時間で治まる頭痛発作が、連日、特に夜間に、頻発します。発作が起きるようになると、数週間ほぼ連日、頭痛が群発し、その後は頭痛が全くない状態が半年から数年程度続きます。頭痛ととものに目の充血や涙、鼻水などの症状を伴うことも特徴的です。
原因は分かっていませんが、自律神経が関与する頭部の血管拡張が起きているようです。そのためアルコールやタバコ(ヘビースモーカー)などが誘発要因ではないかと言われています。
治療については薬物療法が有効で、ステロイドホルモンやトリプタン系薬剤などが使用されます。

立川脳神経クリニック

クリニック概要

Clinic

診療科目

脳神経外科 神経内科 脊椎脊髄外科 生活習慣病

住所

東京都立川市柴崎町6-19-16

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